東京5美大の1つである日本大学芸術学部とはどのようなところなのか、学部の特徴や学べる学科・専攻などを紹介していきます。また、気になる卒業後の進路、様々な分野で活躍している卒業生についても調べてみました。
日本大学芸術学部は、日本最大規模の総合大学である日本大学の1学部でありながら、東京5美大に含まれている美術・芸術系の学部です。芸術学部は「日芸(にちげい)」の通称で知られており、キャンパスのある江古田のランドマーク的な存在にもなっています。2011年には新校舎が完成し、映像スタジオやアトリエ、音楽のレッスン室、演劇ホールなど、施設・設備のさらなる充実が図られたことも注目されているポイントです。
日本大学芸術学部には、写真、映画、美術、音楽、文芸、演劇、放送、デザインの8つの学科があり、さらに20以上のコース・専攻に分かれています。美術やデザインといった美術系の学科だけでなく、映画や音楽など幅広いジャンルの芸術系学科を設置しているのが日芸の特徴。学科・専攻の領域を越えた合同制作や、総合芸術を学ぶカリキュラムなどを実施。ジャンルの垣根を越えて刺激し合える環境が魅力です。
日本大学芸術学部には多様な学科やコースがあるため、入試の内容もそれぞれ違います。学力検査に加えて実技試験があるのは、美術学科、デザイン学科、音楽学科と、演技・舞踏系のコースです。また、日芸の入試では、総合型選抜や学校推薦型選抜だけでなく、一般選抜(A個別方式)でもすべての学科で面接を実施しています。
様々なジャンルの芸術を学べる日本大学芸術学部は、卒業後の進路も多岐に渡ります。映画学科や演劇学科、放送学科があるため、俳優や映画監督といった芸能関係や、アナウンサー・放送作家などマスコミ業界で活躍している著名なOB・OGが多いのも日芸ならでは。他にも、写真家、脚本家、画家、彫刻家、イラストレーター、作曲家、アートディレクターなど、各分野の第一線で活躍している卒業生が数多くいます。
芸術学部では他学科の公開授業も受けられるため、専門分野に留まらず様々な芸術に触れる機会が設けられています。そのおかげで自身の見聞が広がりました。学科内の授業も今まで自分が触れてこなかった小説のジャンルや詩、出版論などの授業も受けられるので、この学校に入ったお陰で様々な芸術に触れることが出来ました。また、文芸学科には文芸資料室という図書館があります。これは学内の図書館とは別で設けられているもので、図書館にはない小説や漫画などもあり、とても役に立っています。
芸術学部には放送学科以外にも音楽学科や映画学科など、普通の大学にはない学科が多く存在しています。その特性上、テレビスタジオや映画の撮影セット、広いコンサートホールなどの大型設備がたくさんあります。プロが使っているのとまったく変わらない質の高い機材がたくさん揃っています。それを授業ではもちろん、サークル活動でも使えるところが大きな利点です。また、テレビやラジオで使う効果音のCDがたくさん保存されているライブラリー室もあります。自分の作品制作のために100%以上の力を費やすことが出来る環境です。
映画が好き、映画の歴史や撮影について本格的に学びたいという人にはお勧めします。映画をそこまで見たことがなくて不安だと思っている人も、大の映画好きでない人はそこそこいるので自信がなくても大丈夫です。著名な先生方も多くいらっしゃるので、実際の撮影現場でのお話も伺うことができます。
本格的なカメラ、録音機材、照明などの機材を使って実際に自分で映像を撮影し編集をする(撮影・録音コース)ので、映画撮影に関しての知識や経験がとても身に付きやすい授業が受けられる場所です
デザインを学ぶことができる大学の中でわりと入りやすいと思う学校だと思うが、施設や教授陣、そのほかを見ても他の芸術系の大学にも負けないくらいとても良い大学だと思う。
授業自体とても楽しく、教授たちも専門的な部分になると熱が入り受ける側も楽しく受けることができる。また、模型を作ったりもするので退屈することはあまりない
教えが充実、施設も充実。授業内容に魅力を感じる正直履修したい授業が山ほど。でも専攻や学科によっては履修できないのもある。サークルも入れない場合がある、入れないというより、忙しくて不可能に近いケース。
生徒一人一人に良く教えてくれる。様々な特殊で楽しい講義がある。年度によって少々差はあるが、満足できると思う。講師や教授も良い方ばかり。
授業内容も充実している、授業によってはリクエストに答えてくれる場合あり。特別講師や実習も多く幅広く経験が積める。
自分の学科や専攻に囚われず、幅広い分野を学ぶことができます。
他学科公開授業というものを履修すれば、全く違う分野の講義を聞くことができます。
また、音楽学科は音楽療法や音楽と情報などなど様々な授業展開をしているので自分の好きなこと、したいことを徹底的に深く学ぶこともできます。
授業ひとつ一つもとても面白いです。
自由度が高く、自分のやりたいことや興味のあることを軸として多くの知識や経験を得ることができると思います。
題が出されますが縛りが緩く、自由度が高い印象です。
アトリエがかなり狭かったり、Wi-Fiが繋がらない場所が多くあったりして大変ですが、やろうと思えばやりたいことに真剣に向き合える環境だと思います。
教授や学生にも相談しやすい雰囲気です。
日芸は、美術やデザインをはじめとして、多彩なジャンルの芸術を学びたい人が集まっているので、大学生活を通して視野を広げることができそうです。一般的な美大とは一味違った日芸の環境に魅力を感じる人もいるのではないでしょうか。日芸出身の俳優や著名人など、卒業生の活躍をテレビ等で目にする機会が多いのも面白いですね。