日経HRと日本経済新聞社が実施した「企業の人事担当者から見た大学イメージ調査」※の結果をもとに、「創造力がある」と評価された大学をご紹介します。なぜその大学が上位に選ばれたのか、どのような学びの特徴や取り組みが評価されているのかといった大学ごとのオリジナリティや教育環境についても、分かりやすく説明していきます。
創造力を重視する企業の視点から選ばれた大学ですので、進学先や将来のキャリア選びの参考にもなるでしょう。
京都大学は創立以来、自由な学風を大切にし、複雑で多様な社会課題に積極的に取り組んできました。日本でもトップクラスの学力であることは周知の事実ですが、「独創性」という側面でも高く評価されいます。
また、京都大学には特色ある入試制度があり、学力だけではなく、学ぶ意欲や志を重視した多面的な評価を行っています。実際に企業の人事担当者からは、「個性が豊かで創造力がある」といった声が多く寄せられています。
旧帝大でありながら、学生の3/4以上が九州出身者である九州大学は、対人力の面で1位を獲得しています。地方ならではのコミュニケーション能力の高さかもしれません。
行動力、独創性では2位となっており、企業の評価では「幅広い知識を活かして他の人と協力して物事に取り組む力が高い」とされています。
筑波大学は、世界でもトップレベルの研究拠点ともいわれています。特に理工系やスポーツ科学の分野で高い評価を受けています。世界との競争・共創の環境にあり、国際的な人材育成を目指している大学で、開かれたキャンパスも特徴的です。
行動力で1位、対人力2位、知力・学力で3位と、総合的に高い評価がされており、のびのびとした柔軟さがあり努力家が多いと見られています。
小規模大学版の評価では、独創性が上位の大学は、神奈川工科大学、東京農工大学、長岡技術科学大学という結果になりました。
まず気がつくのは、いずれも工科大学や農工大学などの単科大学ということです。専門分野に特化した高度な知識やスキルが、即戦力となる人材として評価されていると考えられます。
入社後の教育・研修においても短期間で育成でき、専門分野に特化した人材が欲しい企業にとって、単科大学出身者は魅力的な存在と言えます。
※参照元:日経HR「企業の人事担当者から見た大学イメージ調査 『就職力ランキング』」(https://www.nikkeihr.co.jp/news/2024/0605583.html)
【調査概要】
美大というと、「絵を描くことが中心の大学」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。もちろん、絵の描き方や表現技法について学ぶ授業もありますが、それだけが学びの内容ではありません。制作活動を通して、自分の考えを作品として表現する力を養い、そのプロセスを学び、思考力を高めていくことが、美大では求められます。
この思考力は、「どんな方法なら課題を解決できるか」「どうすれば人に喜んでもらえるか」といった、ビジネスの場で必要な力につながります。美大の卒業生の多くは、アーティストとして活動するだけではなく、一般企業に就職してビジネスパーソンとして活躍しています。創造力を身に付け、将来の進路を広げたいと考えている人にとって、美大は魅力的な選択肢のひとつと言えるでしょう。

企業が学生を評価するとき、行動力、対人力、知力・学力、独創性の4つの側面で判断しています。中でも企業は、創造力の高い大学・学生を求めている傾向があり、小規模大学では単科大学が高く評価されている傾向があります。
創造性の高さが求められるのであれば、美大という進学先も選択肢になり得るでしょう。当サイトでは創造力を鍛える場となる美大予備校を紹介しています。美大に興味のある方は、あわせてチェックしてみてください。