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美術予備校の選び方

美術予備校は規模や授業内容なども様々なものがありますが、美大受験を検討しているなら、美大入試対策を行っている美術予備校に通うことが合格への近道です。日本画や彫刻、デザインなど、専攻科目に応じた授業を受けることができます。
ここでは、美大合格を目指す方に向けた予備校選びのポイントを紹介します。

美術予備校の選び方

合格実績

美大受験のための予備校を選ぶ際には、まず合格実績者数を確認するのがおすすめです。特に志望校の合格者数が多いところは、志望校受験の対策を熟知している、質の高い授業を行う講師が揃っている可能性が高いと考えられます。
志望校だけでなく、志望専攻学科への合格者数にも注目すると、その予備校がどの学科に強みを持っているかも知ることができます。
合格実績は、予備校の公式ホームページや入塾案内パンフレットに掲載されていることが多く、現役と浪人生の合計であることがほとんどですが、現役での合格を目指すのであれば、現役合格者数にも注目してみましょう。
知名度の高い予備校でも実績が伴っていないこも多いので、安易に選ばずしっかり情報を集めることが大切です。掲載されていない予備校も避けた方が良いでしょう。

専攻したい内容が学べる

美大受験と一口にいっても、日本画や彫刻、デザインなど専攻科目は様々なジャンルに分かれているので志望するジャンルの授業が受けられる予備校を選ぶ必要があります。彫刻科を志望する人が油絵を学ぶ予備校に通っても合格に近づけません。予備校によって、得意な指導のジャンルが違いますし、力を入れている授業も異なるので自分の志望する専攻科目の対策に力を入れている予備校を調べて通うことをオススメします。
また、大学受験である以上、実技だけでなく学科試験も行われます。一般科目の点数に不安がある場合は、専攻科目の対策だけでなく、学科試験対策も行っている美術予備校を選んで、成績の底上げをしていきましょう。

通いやすさ

学校選びにも通じることですが、通いやすさも大事なポイントです。予備校の授業内容や対策がどんなに素晴らしくても、継続して通うことができない状況では、成績や能力を伸ばすことは難しいです。
学校や仕事に行きながら通うためには、少なくとも家や学校から、片道一時間程度で通える予備校が理想的です。
地方出身でどうしても首都圏の大手予備校に通いたい、という場合には寮が設置されているところがあるので調べてみましょう。講習会に参加するために短期間の下宿を検討するのも良いでしょう。

雰囲気

実績のある予備校では、授業中の雰囲気づくりにも力を入れています。講師だけでなく、講座を受ける生徒によっても授業の雰囲気は変わります。授業中の私語が多い、遅刻や欠席する生徒がいるなどは、通う生徒のモチベーションが下がってしまい継続が難しくなる可能性もあります。
また、時間的にも仲間関係もルーズにならないといったオンオフがしっかりしていることも大切です。
あくまでも受験のために通っているとはいえ、同じ目標に向かって学んでいる仲間を作れる雰囲気があるほうが、励みにもなります。
入学してからしかわからないから不安、という方は、体験講座に参加してみたり、予備校が配信しているSNSなどを観て雰囲気を掴むのもおすすめです。

 
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