豊富な美大合格実績が魅力!
湘南美術学院ってどんなところ?
美大・芸大への高い合格率を誇る神奈川の美術予備校「湘南美術学院」。講師と生徒の距離が近く、制作へのモチベーションを高めてくれるイベントも多数開催されている、自由度の高い美術予備校です。今回は、湘南美術予備校の学院長・佐藤さんと、実技科の講師・速水さんに、ショナビの魅力をお伺いしました♪
お話を聞いたのはこのお2人!
実技科講師速水 百合子さん
日本画専攻。友人がショナビで楽しそうに働いていたためジョイン。
爬虫類好き。現在バイクの免許取得中。
2023年度合格者数836名を誇る
「湘南美術学院(通称:ショナビ)」の講師陣は、
大好きな美術にどこまでも貪欲
お2人が想う、ショナビの一番の魅力をお聞かせください。
佐藤さん:「美術が好きだ」という人が、もっと好きだと思える環境が整っているところですね。
速水さん:講師達が本当に仲良しで、生徒さんとの距離も近いところは魅力の1つだと思います。
佐藤さん:僕は一応こう見えて学院長なんですけど、講師陣にも生徒さんにも「武夫さん」って呼ばれています。普通はもっと崇められたりすると思うんですけどね(笑)。いまだに先生って言われると「誰?」ってなります。
速水さん:私は出身校はショナビではないんですが、違う科の先生の仲が良いというのは美術予備校ではあんまりなくて。講師ではない事務のメンバー達とも仲が良いんです。単純に服装とかも縛りがないですし、自由度が高いので「趣味爆発」って感じの講師が多いです。私も爬虫類が大好きで、指輪にして付けたりしてます(笑)。
佐藤さん:ショナビの講師陣には「こうでないといけない」という決まりがないので、指導内容は講師自身の意見を尊重しています。
それで風土が乱れるようなことはなく、逆に自然と指導力を高め合えているんです。科を超えてコミュニケーションを取るなかで、一緒にこんなことやろうかと話し合って「コラボ授業」みたいなものをやったりもします。
「美術」をはじめるときに
"上手い""下手"は関係ない
こういった生徒さんに来てほしい!といった希望はありますか?
佐藤さん:美術以外にやりたいことがない人、美術だけが唯一の救い、みたいな人は来てほしいですね。好きなことであれば、キツくても楽しめるので、いっぱい選択肢があったうえで美術があっても全然いいんですけど、楽しめるかどうかって「美術が一番楽しいし、好き!」って思える人だと思うので。そういう人に来てほしいですね。上手い下手とかはあんまり関係ないと思います。
生徒自ら学びたくなるような、
制作意欲が高まる行事が多い
生徒と講師の距離が近いとのことですが、どういったやりとりをされるのでしょうか。
佐藤さん:スポーツ大会をしたりとか、受験生全員で泊りがけで湖に研修旅行に行ったり、料理対決したりTシャツ作ったりしてましたね。ちょっとした休みの日に集まれる人で集まったり。ただ絵を描くだけじゃなくて、動物園や水族館に行って一応「スケッチする」という名目で息抜きをするとか、そういうことは年間通して多数ありますね。
速水さん:卒業生とかも、たまに学校帰りに寄ってくれるんです。「今ね、こんなことやってる~」と言いに来てくれたりとか、「展示会するので来てください」と言われたり。OGが「趣味合うから買い物行こうよ」と下北沢に行って古着を選んだり。私としては、なんでも相談できる近所のお姉ちゃんを目指しています(笑)。
美大合格のカギは
「自分を信じられるようになること」
▲佐藤さんが着ているTシャツは、生徒の作品がプリントされたオリジナル
美大受験において、美大に合格するためのアドバイスを教えてください。
佐藤さん:「自分を信じることができるようになること」に尽きると思います。試験で講師にいろいろ言われたりとか、自分ができなかったことができないままであるとか、いろいろ悩むと思いますが、最後の最後、「俺、これしかできない!やる!」って腹をくくって、それをやりぬく。そうすると受かると思います。
速水さん:学科だったら、公式が解ければ点が取れますが、デッサンは主観によるところもあるので、ネガティブになることって多いんです。講師によって言うことが違うし、自分は浪人してしまうと、焦ったりもするんですけど。
ただ、やっぱりそのなかでもネガティブにならずに、むしろポジティブに「まだこれだけのびしろあるじゃん!」と気持ちを持っていく力はすごく大事だと思います。私自身もこう見えてめちゃめちゃネガティブだったので、かなり苦労したんですよ。緊張しちゃって、実力が出せずに不合格ってなったんですけど。でも今考えると、「うまいじゃん」って思えます。
例えば中学生・高校生って、毎日のように英語の授業があるじゃないですか、1日何時間も毎日やっているのに話せないですよね。でもなんで美術だけは、いきなりはじめていきなりできると思ってるの?って思うんですよ。継続と、まだはじめたばかりだというのをしっかり把握して、その中で今「こうしたいんだ!」というものを出せるかどうかっていうのはすごく大事かなと思います。
佐藤さん:僕は試験の時は緊張しちゃって、頭の中でオフコースの「さよなら」がエンドレスで流れてました(笑)。でもやり切るぞ!と開き直って出したら、合格しました。エールを送るとしたら、「ちゃんと自分のことを信用してあげてね」って言いたいです。
湘南美術学院の魅力を
公式サイトでもっと知る
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デジタルやITとの融合ではなく、
「立ち止まることの素晴らしさ」が
大事にされていく
ちょっと真面目なお話ですが、これからの美術業界はどういう風に変化していくとお考えですか?
佐藤さん:デジタルとかアートとか、そういったものとの融合というか、仲良くやっていかなきゃいけないとは思うんですが、僕はやっぱり、手でモノを作ったり描いたり、その行為自体の素晴らしさみたいなものは残していくべきだと思います。また、デジタルやITととの融合ではなく、「立ち止まることの素晴らしさ」みたいなものは今後すごく大事になっていくのかなと考えています。
速水さん:手作業ってすごく大事だと思います。今の生徒さんを見ていてもそうだし、時代の流れ的にも、「これをやりたい」と思ったら、それしかやらない子が多い。そういうのではなくて、やっぱり「習熟」がすごく大事だと考えています。
今の時代、最適化のために動いている社会の中で「できないことに対して向き合う自分」はすごく大事だと思います。そこで人間力を高めていったりとか、困難に立ち向かうにはどうしたらいいのか、が思考の中にできてきて、さらにはそれをクリエイティブの方に活かせたりという「アート思考」の方につながっていくというか。そういう「自分の選択では得られないものを見つけるため」に、手作業とかの尊さとか、そういうものを取り一層大事にされていくのかなと思います。
私は「できないこと」に個性が絶対出ると思ってて。いつもこれは生徒にも言っているんですが、できることではなくて、「みんなと同じようにやろうと思って、できないこと」が私は個性だと伝えたい。それを美術で学んでほしいです。
「美術」は100歳になってもできる"一生モノ"
最後に、美大進学を考えている「美大全」読者にメッセージをお願いします。
佐藤さん:美術は奥が深いです。好きだったら、ずーっと好きなことがやれます。何枚・何時間絵を描いても、誰にも怒られないで済みます。それが仕事になるってすごいことだと思います。例えばスポーツ選手って、たくさん活躍していてもずっとは現役で居続けられないですよね。60歳では難しいでしょう。でも、美術は90歳や100歳でもやっている方、たくさんいますからね。一生モノだから、選んで損はないですよ!
速水さん:「努力できる」のはやっぱり好きなことの特権だと思うんです。美術って本当に奥が深いので、勝手に沼みたいにハマっていくと思うんです。なので、美術に興味があったらまずは一度ショナビに遊びに来ていただけると嬉しいです!
湘南美術学院のここが魅⼒!
名だたる美大を卒業した講師陣の授業が受けられる
在籍する講師陣は、東京藝術大学や武蔵野美術大学、多摩美術大学などの名だたる大学・大学院を卒業した、華々しい経歴の持ち主。各分野の専攻を修了したプロの講師陣が指導にあたるため、技術の習得はもちろん、受験対策なども経験を踏まえた的確なアドバイスを受けることができます。芸大・美大への入学が果たされることで、将来の可能性を具体的に考えることができ、在学中に自らの進路や志望する道を明確に描きやすくなるでしょう。
生徒が主体的に取り組めるイベントを数多く開催
ショナビ流の教育環境は、生徒自ら学びたくなるような魅力が詰まっています。課外研修、研修旅行、オリジナル作品展、他科交流レクリエーション、大学教授・OBOGを招いたガイダンスなどのイベントを通じて、学生の制作意欲を高めるだけでなく、他の学科の生徒と交流し、作品に触れることができます。一般的な美術予備校ではイベントが少ないことが多いですが、ショナビでは生徒が主体的に取り組めるイベントが数多く開催され、自由度の高い学びを大切にしています。こうした環境が、生徒たちが芸術に情熱を注ぎ、自らの才能を伸ばす原動力となっています。
1日完結の体験イベントのほか、通常授業の体験入学や個別相談なども随時開催中!
「無料体験デッサン」は、デッサンの体験に加え、卒業後の進路や大学の専攻科を学べる進学相談会にも参加できる1日完結型のイベントです。美術の進路を考え始めた方、美術予備校に行ってみようかな?とお考えの方にはとてもおすすめの内容です。
また通常授業の「体験入学」や、講師との「個別進路相談」も随時実施しています。志望が未定の場合は進路アドバイザーによる進路全般の相談も可能なので、自分に合った内容を選んでみましょう。こちらも無料で参加できます。
体験に参加する際は、デッサンに使う道具の説明など初歩的な内容から学ぶことができます。本格的なデッサンや作品制作が初めての方でも安心して受講できるよう、講師が丁寧に指導してくれます。
美大に現役合格した
ショナビ卒業生にインタビュー!
美大現役合格者水野 萌さん
多摩美術大学グラフィックデザイン学科在籍(2023年時点)
ショナビの素敵なところはどんなところですか?
仲間と切磋琢磨しあう環境で、"自分で考える力"を身につけられた
アットホームでありながらも、しっかりと自分で考える力を養えるところです。
たくさんの仲間と支え合って日々切磋琢磨することができました。時にお互いにアドバイスをしあったり、慰め合ったり、つらさを共有したり。仲間がいたから頑張れた場面もたくさんあります。自分の課題と向き合ったり、1人で悶々と考え込んで自分と向き合えたことも良い経験になりました。
ショナビの講師陣の皆さんの印象をお聞かせください。
親身に寄り添い、長いスランプから救い出してくれた
大変お世話になりました!自分の作品の課題点や、どうしたらもっと良くなるのかなど、とても親身に一緒になって考えてくれました。私は、ずっと作品に自分の個性を出すことを恐れ、それが理由で長らくスランプに陥っていました。そんな中、"一度失敗してもいいから、自分の個性を出してもいいんだよ"とアドバイスをいただきました。そのアドバイスを受けて挑戦したら、スッと作品を作ることができました。さらに、勿論制作に関しての関わりもそうですが、プライベートでもいろんなアドバイスをくれたりして、心の支えになっていました。
まだ美術予備校に通っていない)美大受験生にメッセージをお願いします。
ショナビは「受験対策」だけじゃない!自分と本気で向き合える環境がある
ショナビでの制作は「受験対策をする」だけにとどまらず、作品を作ることを通して、自分と本気で向き合うことができます。私はすごく苦しかったけど、すごく楽しかったから、通って良かったと思ってます。
苦しくてもう無理だ!って挫けそうになった時は、一旦自分の好きなことややりたいことを振り返って考えてみて欲しいなと思います。私もそれで、諦めきれなくて奮起することができたから。それと、本気で困っていたら、講師の先生に話してみて欲しいです。自分だけじゃ気づかなかった答えが見つかるかもしれないので!頑張ろうね!
湘南美術学院の魅力を
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湘南美術学院の基本情報
2023年度合格実績
合格総数:836名(現役524名)
・東京藝大:32名(現役10名)
・国公立:32名(現役18名)
・多摩美術大学:334名(現役192名)
・武蔵野美術大学:151名(現役83名)
・東京造形大学:69名(現役37名)
・女子美術大学:56名(現役34名)
・私立・専門学校:49名(現役37名)
・美術系高校(コース):113名
・その他公立高校
主なコース
- 油画科
- 日本画科
- 彫刻科
- 工芸科
- デザイン科
- 建築科
- 先端芸術表現科
- 受験デッサン科
- 通信教育科
- 美大学科
- 基礎科
- ジュニア科
- 通信教育科
所在地
鎌倉大船校:神奈川県鎌倉市大船2-18-28
横浜校:神奈川県横浜市西区南幸2-11-15
横浜青葉台校:神奈川県横浜市青葉区しらとり台2-32