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美大受験に適したデッサン用の消しゴム・練り消しとは?

美大受験に適したデッサン用の消しゴム・練り消し

美大受験の際は、デッサン用の消しゴム・練り消しを持参して受験に挑みます。ここでは受験の際に適したデッサン用の消しゴム・練り消しの条件を紹介します。

目次
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デッサンにおける消しゴム・練り消しの用途

デッサンでは、消しゴムと練り消しの両方を準備します。消しゴムとは、いわゆる「プラスチック消しゴム」のことです。固めで弾力があるのが特徴で、消しゴムは描いた形を修正したり、汚れをきれいに消したりするために使用します。また消すためではなく、金属やガラスのハイライトを表現したい、動物の毛を描きたいというときなどに使うこともあります。

一方で練り消しは柔らかい消しゴムで、消す際に紙を傷める心配がありません。トーンを作ったり形の細部を作りこんだりする際にも使用します。

2種類の消し具をうまく使い分けることが、デッサン上達のためのポイントです。

美大受験に適したデッサン用消しゴム・練り消しの条件

軽い力で消せる

デッサン用の消しゴムを選ぶうえで大切なのは、なるべく軽い力で消せるものを選ぶことです。力を入れて消すと、紙が傷みやすくボロボロになってしまい、その後のデッサンにも悪い影響を与えます。

硬さと粘度をチェックする

練り消しは基本的に柔らかいですが、硬さも練り消しによって異なります。やわらかい練り消しは使用感が穏やかでぼかしが表現しやすく、鉛筆画・パステル画などソフトタッチな絵を描きたい場合におすすめです。一方で硬さのある練り消しは、しっかりと線を消すことができるため、ハイライトや白抜きの表現で使用したいとき、消しゴムの代わりに使いたいたいときなどに適しています。

さらに粘度もチェックしましょう。粘度が高すぎるとべたつきが生じ、紙を傷めやすいので注意しましょう。さらにべたつきやすく手にひっついて作業スピードが落ちる恐れがあるため、受験で使用する際は注意が必要です。

柔らかい練り消しは粘土が高いことが多いので、少し硬めのものをおすすめします

デッサン用消しゴム・練り消しを買い替えるタイミング

デッサン用の消しゴムや練り消しは常に良い状態で使えるように、買い替えるべきタイミングを知っておきましょう。

消しゴムに関しては、量が減っていくので買い替え時期がわかりやすいです。小さくなって使いづらさを感じたら買い替えをおすすめします。

練り消しは消耗していかないため、買い替え時期がわかりづらいです。練り消しの買い替えの適したタイミングは、触り心地がネバネバしてきたとき、を基準としましょう。

練り消しが伸びにくいと感じたときも、買い替えのタイミングです。

美大全編集チーム
美大全編集チーム
まとめ:美大受験前にデッサン用の消しゴム・練り消しを揃えよう

美大受験で行われるデッサンでは、消しゴムや練り消しの使いやすさも仕上がりを左右します。大切な試験でしっかりと本領発揮できるように、消しゴムや練り消しを含む、道具にもこだわりましょう。

デッサン用の道具は数多くの種類があるため、まずは自分が使いやすいと思うものを見つけ、自分なりの使い方ができるように練習しておくと、本番も自分らしく落ち着いてデッサンに挑めるはずです。

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