美大受験の面接でよく聞かれる質問集
美大の推薦入試を受けるとき、選考科目として課される「面接」。「美大の面接って一体どんなことを聞かれるの?」と気になっている受験生も多いのではないでしょうか?そこで、美大受験の面接でよく聞かれる質問内容や、面接でどのようなポイントに気を付ければいいのかを解説していきます。美大入試で面接がある受験生は、質問内容などを参考にしてみてくださいね。
美大入試の面接の基本情報
美大の受験には、「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」と呼ばれる推薦入試があります。学科・専攻によって選考方法は異なりますが、共通して課されるのが「面接」です。学科と実技で合否が決まる一般入試と違い、推薦入試では、提出書類や面接の内容を総合的に見て評価されます。中でも、志願者に直接会って適正を見極める「面接」は、推薦入試ならではです。
一般的に、美大入試の面接時間は5分~10分程度。受験生1人に対して、複数人の面接官が対応します。質問される内容としては、事前に提出した志望理由書やポートフォリオ、実技の作品についても聞かれることが多いでしょう。
面接でよく質問される内容は?
面接では、自分の言葉で自分の考えを伝えることが大切なので、事前にしっかりと準備しておきましょう。美大入試の面接でよく聞かれる質問内容を紹介していきます。
- 志望理由は?他の美大ではなく、なぜこの大学・学科を選んだのか?
- 大学に入学して学びたいこと、やりたいことは?
- 好きなアーティストやデザイナーは?
- 印象に残った作品は?
- 将来の希望は?どんなアーティストやデザイナーになりたいですか?
- 高校生活で一番印象に残っていることや得たものは?
- 本校に訪れたことはあるか?印象に残っていることは?
- ポートフォリオの作品から2つ選んでプレゼンしてください。
- 実技で制作した作品の意図を説明してください。
このほか、志望理由書に記載した内容について詳しく聞かれることもあるので、様々な質問を想定して、自分なりの考えをまとめておきましょう。「デザインについてあなたの考えは?」といった専攻に関する内容や、「今日ここに来るまでに印象に残っていることは?」など意外な質問をされることもあります。
面接のときに気を付けるポイント
入試の面接では、自分の考えや大学への想いを伝えることが1番大事です。面接官に自分の気持ちを伝えられるように、事前に準備や練習をしっかりしておきましょう。また、入退室時のマナーなど基本的なことはもちろん、「聞き取りやすい声の大きさでハキハキと話す」、「面接官の顔を見て答える」など、受け答えの態度も意識してみてください。
美大推薦入試は美術予備校で面接対策!
美大入試の面接で聞かれる内容は、一般的な大学の推薦入試で聞かれる内容とは異なるので、高校の先生がしてくれる面接対策では準備が足りないことも。美大の推薦入試なら、美大向けの面接対策が必要となります。そのため、美大入試の専門である美術予備校でするほうが効果的です。美術予備校には、これまで実際に入試で面接を受けた生徒からの情報やアドバイスも蓄積されています。