美大受験と部活動は両立できる?
美大受験は高校3年生の受験生になる前から、しっかりと対策を立てて合格を目指さなくてはなりません。ここでは部活動との両立ができるのか不安を感じている人へ、部活動との両立が可能かどうか、両立をするメリット・コツなどを紹介します。
美大受験と部活動の両立は可能か?
結論からいえば、美大受験と部活動の両立は可能です。部活動を引退までしっかりと頑張ったうえで、受験勉強に取り組んで合格を勝ち取る人もいます。ただし、実際には美大受験に向けて早く対策を行うために、部活動に参加できる日数が減ってしまったり、他の部活仲間が引退する時期よりも早く退部したりする人も少なくありません。
部活動に真剣に取り組む、そういったことも美大受験の勉強を頑張るための力に変えることができる人もいれば、部活動に注ぐ力が大きすぎて美大受験の勉強に集中できないと感じる人もいるため、両立できるかどうか、そして両立するべきかどうかはその人次第といえるでしょう。
美大受験と部活動を両立するメリット
体力がつく
運動系の部活の場合は、部活を頑張ったことで体力がつきます。実は、絵を描くときは想像している以上の体力が必要です。座って絵を描いているだけに見えるかもしれませんが、実際には頭をフル回転させながらモチーフの細部をとらえ、表現して絵を描き上げているのです。
部活動を頑張って体力をつけておけば、長い時間集中して絵を描き続けられるため、上達を早める助けとなります。何より試験は一発勝負です。体力があれば、試験時間ずっと集中して絵を描き続けられるため、より良い結果が期待できるでしょう。
人としての成長につながる
部活動で多くの仲間と関わりあってきた経験は、人としての成長につながるでしょう。美大受験のためには、過酷な試練と感じることもたくさんあります。成長した自分であれば、さまざまな試練を頑張って乗り越えていける力がついているはずです。人としての成長は、美大受験にも良い効果をもたらしてくれます。
遅れをやる気に変えられる
部活動をしている人としていない人では、部活動をしていない人のほうが美大受験の勉強に割ける時間は多いです。そのため、どうしても部活動をしている人は遅れをとってしまうでしょう。
しかしその遅れを「頑張って取り戻そう」と必死になって勉強に取り組めるため、結果としてぐんぐんと実力がアップしていく、というケースも少なくありません。遅れていることをマイナスにとらえず、「これから頑張ればもっと成長していける」とプラスに考え、やる気に変えて努力できるでしょう。
美大受験と部活動を両立するためのコツ
部活動をしていても通えるカリキュラムを見つける
美大予備校によって、カリキュラムは様々です。土日コースや夜間コースなど、部活動をしながらでも通えるカリキュラムがある予備校を見つけましょう。
長期休みを活用して学ぶ
長期休みは、部活動をしている人にとって美大受験対策をするための絶好のチャンスです。長期休みでも部活動があるものの、一定の期間は休みを設けていたり、午前中だけで部活が終わって午後からは時間ができたりするものです。
長期休みはゆっくり休みたくなる気持ちもありますが、美大受験のために全力を注ぎましょう。実際に、長期休みに集中できるカリキュラムを組んでいる予備校も多いです。
まとめ:時間を有効活用して美大受験と部活動の両立を目指そう
「部活動は続けたい、けれど美大受験のためにも時間をつくらなくてはならない」と、部活動と美大受験の両立で悩んでいる人は多いでしょう。部活動を続けながらでも、美大受験は可能です。しかし実際にはかなりの努力を必要とします。どのように両立していくのか、どのようなスケジュールで実力アップを目指すのかなど、合格のための対策をしっかりと立てていきましょう。
以下の記事では、美術予備校「湘南美術学院」を詳しく紹介しています。部活動と両立させながら美大合格を目指したいという人は、ぜひチェックしてみてください。