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美大の学費の相場はいくら?

美大と学費の相場はいくら?

「美大って学費が高いイメージがあるけど実際のところどうなの?」という人も多いのではないでしょうか。そこで、美大・芸大の学費について調べてみました。国立・私立それぞれの美大の学費の相場や、学費が免除になる特待生制度や奨学金についてもご紹介。「美大に進学したいけれどお金のことが気になる」という方はぜひ参考にしてみてください。

目次

美大・芸大の学費は高い?相場は?

美大に進学するにはどのくらいお金がかかるのか、東京5美大と東京藝大の初年度納付金(2023年度)を高い順に見ていきましょう。

※情報参照元:ほけんroom(https://hoken-room.jp/student/7491)、学資保険の教科書(https://hoken-kyokasho.com/art-university-fee

入学金・授業料などを合わせた初年度の学費は、私立である5美大が190万円前後、国立の東京藝大は約130万円でした。一般的な大学の初年度納付金は私立文系が約115万円、私立理系(医歯系除く)が約155万円、国立が約80万円なので、これらの美大の方が30~50万円ほど高いことが分かります。

ただ、必ずしも「美大・芸大=学費が高い」というわけではありません。美大・芸大の中で学費が安い大学としては、愛知県立芸術大学や札幌市立大学デザイン学部(初年度納付金817,800円)、長岡造形大学(初年度納付金867,800円)などの公立美大もあります。

美大生は学費以外にもお金がかかる?

美大の場合、大学に納める学費以外にも、授業の教材費や作品制作にかかる費用が別途必要になります。学科や専攻によっても異なりますが、絵の具代、画材代、印刷代、デザインや映像系のソフト代などです。さらに親元を離れて進学する場合は、一人暮らしの家賃や生活費もかかります。こうした学費以外のお金のことも、美大受験の前に考慮しておく必要があるでしょう。

美大・芸大の学費を抑える方法は?

美大で学びたいけれど、学費の面で受験をためらっている人もいるのではないでしょうか。そうした受験生のために、美大生を対象とした特待生制度や奨学金制度があります。特待生制度は、優秀な学生や、経済的理由で修学が難しい学生に対して、各大学が設けている給付型の奨学金のことです。給付金の額は各大学や奨学金の種類によって違いますが、東京5美大の各大学にも給付型奨学金があります。

美大からの給付型奨学金のほか、日本学生支援機構などの貸与型奨学金を利用することも可能。無利子の第1種と、有利子の第2種があり、どちらも卒業後に返済していきます。

美大全編集チーム
美大全編集チーム
美大によって学費もさまざま

一般的な大学と比べると学費は高めな美大・芸大ですが、国公立なら学費を抑えることができます。また、優秀な学生や経済的理由がある学生は、給付型の奨学金を受けられる可能性も。国公立の美大受験は、共通テストの学科と実技のどちらも対策が必要です。実技対策は美術予備校などを利用すると良いでしょう。

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