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美大と専門学校は何が違う?

美大と専門学校は何が違う

デザインを学びたいと思ったときの進学先には、美大や専門学校など、さまざまな選択肢があります。ここでは、美大と美術系の専門学校の違いを紹介しています。

目次
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美大と専門学校の入学までの違い

入学までの難しさ

美大と専門学校では、入学までのむずかしさが大きく違う点です。美大のほうが圧倒的に難しく、有名な美大の場合は入学までに数年かかる、という人も数多くいます。

入学するために美術の予備校に通い、実技を学んで受験に挑む…というのが一般的な方法です。また大学なので、美術科目のみならず普通科目、いわゆる一般的な学力もある程度必要となるでしょう。

一方で専門学校の場合、学力も実技もそれほど問われません。いろいろな人を受け入れられるようにハードルが低くなっているため、通う人の中には全く何もわからないレベルから絵を学びたいという人もいれば、美大はあきらめてしまったけれど絵を学びたいと考える人もいます。

美大と専門学校どちらを選ぶべきなのか

学びたい内容で選ぶ

美大と専門学校は、学ぶ内容が異なります。

専門学校の場合、基本的には制作を中心とした授業が行われます。デザインや美術に関する初心者も多く入学しているため、美術の基本レベルから指導します。

一方で美大の場合は制作が授業の中心になるものの、語学や解剖学、数学や美術史など、制作以外にも学べる内容が多いです。

また美大の場合は入学の段階で実技試験を行うため、入学している生徒は基本的なデッサン・色彩が可能であると判断されており、実際の授業ではあまり行われません。基本を身につけたうえで、それを活かして制作を行う、という授業が中心です。

将来目指す場所で選ぶ

美大は広い分野をゆっくりと時間をかけて学んでいきますが、専門学校の場合は在学年数が少ないため、入学当初の段階から分野が細かく分けられています。

デザインという括りでも、WEBデザイン・プログラマー・服飾・空間など細かく分かれており、その分野のことを集中して学ぶ、というのが一般的です。

基礎教育に時間をかけ、一般教養科目もしっかりと学んでおきたい、まだこれから先学んでから将来を決めたい…という人は美大、将来就きたい職業がすでに決まっており、その分野に特化した知識・実力をつけたい…という人には専門学校が向いているでしょう。

美大全編集チーム
美大全編集チーム
まとめ:自分に合う道を選択しよう

美術を学ぶ場合、美大か専門学校かどちらかを選択するべきか悩んだときは、それぞれの違いをチェックしてみましょう。美大は「大学」としての役割を果たしてくれる場所なので、美術のこと以外も幅広く学べる環境で、一般教養が身につけられます。一方で専門学校の場合は、専門分野ごとに学ぶ内容が細かく分けられており、実践力を身につけることに重きを置いています。

まずは自分がどんな目的で美術系の学校に通いたいと思っているのか、そしてどんなことを学びたいのか、どんな将来を目指しているのかをしっかりと検討し、自分に合う道を選択しましょう。

美術の基礎を身につけたい…という人は、美術予備校に通うのがおすすめです。以下の記事では美術予備校「湘南美術学院」について詳しく解説しています。

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